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図6−8 海上バイパス実現の必要条件(複数回答)

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<利用しない理由> ( )は回答数
・トラック事業者の収入(利益)が減少する(1)
・運賃に海上バイパス使用料をオンできない(1)
・フェリーへの乗下船に要する時間で大阪〜神戸間を走行できる(1)
・陸上輪送よりも時間が長くなる(1)
・自社の業務が減る(1)
・天候により、定時性が確保できない(2)
・CYからの搬出入時刻が不安定なため、フェリーのダイヤと合わない(1)
・価格面での適当競争がより激しくなる(1)
・陸上輪送よりも余分なコストがかかるので、運賃が高くなる(1)
・料金が安ければ利用する事業者もあるだろう(2)(安くならないと思うが)
・天災などで陸上ルートが利用できない場合のみ利用(1)
トラック事業者が大阪港〜神戸港間の海上輪送に求める条件を、現状のトラック輸送の条件と同じ水準と見なすと、海上バイパス(フェリー輸送)は所要時間、費用、利便性の点で現状のトラック輸送に対抗できないため、現段階での実現可能性は非常に小さいと考えられる。

 

 

 

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